或る青年経済人の覚書

最近の政治と経済を中心として書きます。

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大阪都構想とハシズム

ハシズムとは、大阪新市長の橋下徹氏の政治スタイルを批判するための用語であり、橋下氏を嫌いな人々がファシズムとハシズムを掛けた言葉である。ファシズムの説明はウィキペディアを見て頂きたいが、橋下新市長の政治手法はそれほど強権的なのだろうか。象徴的なものとして最近、平松市長側近だった幹部を6人更迭した出来事があった。

 大阪市の橋下徹新市長が、平松邦夫市長を支えてきた局長級、部長級の側近市幹部6人について、市長に就任する19日付で「待機ポスト」の総務局付とする人事を検討していることがわかった。橋下新市長は「公務員の立場で政治活動に関わった」などとして事実上の更迭に踏み切るものとみられる。来年4月の定期異動まで据え置く方向で、市長交代を印象づける異例の人事となりそうだ。
 6人は政策企画室長と情報公開室長、政策企画室理事(以上、局長級)、同室企画部長、地域主権担当部長、秘書部長で、平松市長が目指した市民協働など主要政策を担ってきた。
 橋下新市長は市長選当選後の記者会見で、「政治に踏み込みすぎる職員がたくさんいる。徹底して改めていく」と発言していた。
 総務局付は、通常、次の役職に移るまでの一時的なポストで、6人は総務局所管の職員人材開発センター(阿倍野区)に机を置く。市内部では事実上の報復人事と見る向きがある一方、「平松氏の側近幹部が、新市長の下でいきなり重要ポストに就いても仕事がやりづらい。橋下氏なりの配慮では」との声もある。
橋下新市長、大阪市幹部6人更迭へ…「政治活動関わった」



弁護士の宮武嶺氏(徳岡宏一朗氏)は上記の出来事を自らのブログで下記のように書かれている。

この6人は政策企画室長など3人の局長級と、秘書部長など3人の部長級で、平松市長が目指した市民協働など主要政策を担ってきたということです。しかし、秘書部長をはじめとして市長を支えて当たり前だと思うのですが。
橋下さんはまだ市長になっていないのですから、この人達が橋下市長としての仕事を邪魔をしたことが問題というわけではもちろんありませんが、これで降格人事をするのであれば不当人事であるのは明白で、裁判になれば確実に負けます。
橋下流「自由な対話」と「民主主義」の結果が、液化天然ガス発電所建設予定地にカジノ誘致なのかより一部引用



裁判で負けるかどうかは、私には分からないが、市長が変われば方針が変わるのは当然で過去には、市長がかわったことで更迭された職員もあったし、關淳一市長の際に、引責辞任した職員が平松市長の時代に副市長になることもあった。ある意味で当然の人事だと思うが如何であろうか。

今回、その副市長は退任されるということがまた面白い。關淳一市長の時代に市職員の抵抗にあって出来なかったことが、平松市長時代には影に隠れていたが、橋下市長となることで改革の火が灯ったのかもしれない。

民主党にあいのりした自民党府連は選挙に負けたことを認め、保守として行動をして頂きたい。やはり民主党系の市長に自民党と共産党があいのりすること事態に無理が有ることをもっと早く気がつくべきであるし、民意を既成政党はしっかりと見据える必要がある。

但し、一方で行き過ぎる改革にはしっかりと警鐘を鳴らして頂きたい。新自由主義と真正保守はおなじ保守ではあるが、ある意味相容れない部分があり、保守の中の保守である真正保守に左翼的な部分があることも事実である。日本はある部分、真の社会主義であったのかもしれない。ただ今後、ある程度自由主義を認めながらも新たな成長を見込むのであれば競争というカンフル剤は必要で、橋下氏はリーダーとして大阪市民から熱烈に歓迎されていることも選挙を通じて事実である。

ブームは過ぎてしまえば、何だったのかと思う部分もあるが腐りきった大阪を改革するにはいい意味でのハシズムが必要であり、リーダーシップを発揮して頂きたい。また、これまでの既成政党は国民の心が政治から離れていることを自らの責任として認めることから必要ではないだろうか。

政治が注目される時、世の中は非常に荒んでいる。投票率が高いことはある意味で、国家の危機なのかもしれないが、今これだけ国家の危機を迎えてた日本の政治に注目が集まらないのは、期待や未来が見えないからであり、若い変革者の橋下氏が注目されるのはある意味で当然なのかもしれない。

政治手法全てが正しいとは思えないが、ある意味で国民・府民・市民をひきつけているのも事実であり、今後の本当の意味での都構想が見えてくると思われる。私の意見に共感された方は、こちらをクリックお願いします。

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