みんなの党、渡辺喜美代表が初の党大会を開催し、威勢が良い。
みんなの党は29日、都内のホテルで平成21年8月の結党以来初の党大会を開き、渡辺喜美代表が次期衆院選について「民主党も自民党も過半数を取らせない状況を作ろう。みんなの党が絶対的なキャスチングボートを握れば、政権奪取ができる」と気勢を上げた。渡辺氏がねらうのは、民主、自民両党の二大政党に匹敵する勢力として躍り出る政界版「天下三分の計」。その第一歩が4月の統一地方選だ。
天下三分の計とは、後漢時代の末期の天才軍師諸葛孔明が説いたとされる政略で、魏(曹操)、呉(孫権)に対して劉備がその2つの国と闘うことなく、小勢力を拡大することを目指した政略で、魏呉蜀の三国時代を築くにいたった。すなわち、みんなの党は、蜀の国、劉備は渡辺喜美代表ということになる。
赤壁の戦いでは、曹操軍と孫権・劉備連合軍が闘い、20万を超える曹操軍を5万そこそこの寄せ集めの軍隊で知恵と度胸で闘い勝ち抜いた闘いである。
最大勢力曹操軍は300議席を持つ民主党、孫家三代が築きあげた孫権軍は自民党、新興勢力の劉備軍は、みんなの党と言ったところであろうか。
自民党(孫権軍)とみんなの党(劉備軍)は、赤壁の闘い(地方統一選)で共闘し、民主党(曹操軍)を破るという戦いになるということまで示唆されているのであれば非常に面白いが。
しかし、渡辺喜美代表は大切なことを忘れているが、三国時代は最終的には終わりをつげ司馬炎が、曹操の子孫、曹奐から禅譲され、西晋の国を興す。その後、呉の国も滅ぼされる。
民主党の代表から禅譲された新しい政党が、この国を席巻するということになるのかどうかは分からないが、三国時代が長く続くことは、なかったようである。
現代の日本においても、小選挙区制度をそのまま残すのであれば、このまま二大政党制が続くことが容易に想像できる。しかも、何度も政権交代が繰り返されるという国民にとって決して幸せとは呼べない状況が続くのではないだろうか。
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