身の回りの出来事から見てみる!!
暫定税率を廃止しても2兆7千億がそのまま、税収に響くわけではなく政府支出を行うことでGDPは回復し、GDPに対する累積債務は実質少なくなるわけです。国の借金はいくらあると言う議論は意味がなく対GDP費が非常に意味があると言えます。あの時、暫定税率を復活せず、財政出動していれば、今頃、閉めずに済んだガソリンスタンドや苦しまずに済んだ物流業があったのではないかと思う次第です。税収や財政赤字がどういう状態になるのか、その試算を見てから判断しても遅くありません。
そこで次の4つのケースを考えます。
(1) 暫定税率を 維持、2.7兆円の政府支出を 行う
(2) 暫定税率を 維持、2.7兆円の政府支出は 止める
(3) 暫定税率を 廃止、2.7兆円の政府支出を 行う
(4) 暫定税率を 廃止、2.7兆円の政府支出は 止める
■暫定税率廃止の影響の見積もり
それぞれのケースで(年間の)、GDP(国内総生産)、税収、財政赤字は次のように変わります(単位:兆円)。
ケース GDP 税収 財政赤字 (1) 維持+支出 +0.0 +0.0 +0.0 (2) 維持+やめ -13.5 -2.2 -0.5 (3) 廃止+支出 +13.2 -0.7 +0.7 (4) 廃止+やめ -0.7 -2.8 +0.1
ケース(1)は現状維持で、与党が望んでいたものです。
ケース(2)と(4)は割愛します。参照させて頂いたブログをご覧下さい。
ケース(3)は暫定税率は廃止しつつ、政府支出は維持するという政策。バラマキ批判をおそれてか、あまり話題になりませんが、ごらんのように財政赤字は7千億円しか増えません。減税で消費が盛り上がって民間投資も増え、ガソリン以外の税収が増えるからです。WSはこの政策がもっとも望ましいと考えます。
もちろんケース(3)では、財政赤字7千億円分の国債発行が必要になり、累積債務にも7千億円がプラスされます。しかし、内需が盛り上がって経済規模(GDP)が13兆円増えるので、累積債務のGDPに対する比率はむしろ低下するのです。
現在の政治状況をみると、ケース(3)か(4)かの選択になりそうです。米国経済の大失速、国内景況感の悪化、中小企業の倒産が増え始めていること、経済的困窮が原因と思われる若者の事件の多発といった痛ましい状況を考えれば、弱者に負担をしいるケース(4)はあり得ない選択です。無思慮な人々によるバラマキ批判をものともせず、勇気を持って、誰も損をしないケース(3)---暫定税率を廃止して、政府支出は維持する---をぜひ選択していただきたいと願います。
日本の財政赤字(9)---ガソリン暫定税率廃止が税収に与える影響より引用
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| 政治
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