04
14
2008
環境立国日本!!


日本の環境に対する技術力は、目覚しい。燃料電池もハイブリッド車も太陽電池も現在の日本はトップクラスの技術である。特に、太陽電池は日本のお家芸と言える技術であったが最近ドイツや中国の台頭が目覚しい。日本企業で太陽電池といえばシャープ・京セラ・三洋が日本で三強と呼ばれている。下記は、新日本石油の記事だが後発の企業ほど思い切ったことが出来るのが技術の面白いところである。液晶のシャープで知られているシャープはシャープペンシルを発明したことで知られているが、液晶が今の主力のディスプレーになる前から研究・開発・製造を行ってきた企業である。ある意味でブラウン管に全く関わらなかったからこそ、自社の利益を阻害することなく思い切って開発が出来たため液晶のシャープと呼ばれるまでになった。
話を新日本石油に戻すが、太陽電池後発であり、石油元売の企業が石油代替エネルギーを開発するのは非常に面白い動きである。記事中で1キロワット時当たりの発電コストとなっているが、ざっくりと書けば、原子力は5円・火力は7円・水力は10円程度である。太陽電池の発電コストは46円となっている。いかに安く太陽電池を作るか、または変換効率を上げることが出来るかが鍵になる。すなわち下記の記事のようなことが必要となるわけである。次世代有機系とは色素増感太陽電池のことであろうか。簡単に高効率な太陽電池が出来る可能性があるということで研究されている。さらに、半導体レーザーにも使われている量子ドット構造を有した太陽電池などで更なる高効率化が可能になると思われる。実際には太陽電池だけの研究では物足りない。太陽電池は直流の電気が発電できるわけであるから、効率よく交流にコンバートする技術も必要である。太陽電池の生産高でドイツに抜かれる日本が次に目指すのは高い技術を有した太陽電池の開発である。化石燃料に依存した文明はいずれ滅びるのではないだろうか。
石油元売り最大手の新日本石油は14日、東京大学先端科学技術研究センター(先端研)と連携し、1キロワット時あたりの発電コストを現在と比べ半分以下となる次世代型太陽電池の共同研究を開始したと発表した。先端研内に共同研究ラボを設置し、新日石からの常駐研究者10人を含む20〜30人体制で基礎技術の確立に取り組む。平成27年度をメドに1キロワット時あたりの発電コストを現在と比べ半分の23円、42年度には7円までにする。石油製品の需要が縮小するなか、新たな成長事業として力を入れていく。
両社は、現在ある太陽電池に比べ発電効率が20〜30%高くなる「次世代有機系」や、同じく40〜50%アップする「量子ドット構造」などの新たなタイプを共同で研究していく。
研究費用は年間数千万円の見込みで、新日石が負担する。研究期限は設けず、基礎研究で確立した技術は、新日石の社内研究所で開発・商品化を目指す。
コスト半分の太陽電池開発へ 新日石が先端研と
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