早急の解明と人命の尊さを考えよ!!
>「強いものが弱いものを助けるのが当然じゃないか。300人も乗ってて、誰一人、海に飛び込んで助けようって気持ちが起きなかったのか」
非常に心をうつ一文である、当たり前のことが出来ない組織を改革することそこ今必要とされている。
「おう、魚持ってきたぞ。カネじゃなくて悪いな」−−。イージス艦との衝突事故で行方不明になっている清徳丸の漁師、吉清哲大さん(23)は取った魚を年に3〜4回、東京・上野公園で野宿生活者に弁当を配る支援団体「赤銀杏(ぎんなん)会」に届けていた。「哲は弱い者の気持ちが分かる男。生きていてほしい」。自身も野宿経験のある代表の石崎克雄さん(61)は無事を祈り続けている。
哲大さんは4年ほど前、「野宿者の支援に役立ててほしい」と発泡スチロールケース30箱の魚をトラックに載せ、仲間と3人で事務所にやってきた。昔板前だった石崎さんが「安いものでいいよ、料理すりゃうまくなる」と言うと、セグロイワシやゴマサバを届けてくれるようになった。
石崎さんは一度だけ飲みに連れ出した。近所の居酒屋で一杯引っ掛け、浅草のスナックへ繰り出した。「いつか、でかい船を買いたい」。哲大さんは、目を輝かせ熱く語った。
酔いつぶれて、事務所を兼ねたアパートで布団にくるまって一緒に眠った。朝、哲大さんは、石崎さんが上野公園で煮魚の入った鍋や弁当を用意する様子を見守った。
石崎さんはテレビで今回の事故を知り、何度も漁協と連絡を取った。夜は足が震え、眠れなかった。哲大さんの顔を覚えていた野宿者たちも、事務所に電話をしてきたという。
石崎さんは悔しそうに言う。「強いものが弱いものを助けるのが当然じゃないか。300人も乗ってて、誰一人、海に飛び込んで助けようって気持ちが起きなかったのか」
イージス艦事故:不明の哲大さん、野宿者支援に魚届け続け
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