中宏池会
中宏池会を結成したことで、谷垣政調会長がなぜかピンチだ。あれ?ポスト福田に向けて前進したのでは?と思う方も多いだろうが、古賀派に谷垣派が飲み込まれた恰好だ。派閥単位で物を見た場合、党4役を同じ派閥から出していることになる。結果、古賀氏を選挙のポストから除くことは不可能だから、谷垣氏を政調会長からご遠慮することになる。果たして、政調会長には誰がつくことになるのだろうか。現在官房長官の町村氏である。福田総理と同じ派閥でありながらも考えが全く違い、足を引っ張っているとのもっぱらの噂となっている。無役となって、派閥に戻れば中川氏との争いが激化してしまう。従って党4役転進が考えられる。折角、派閥の拡大を狙って成功したのに谷垣氏もついていない。財務大臣、党4役を重責をこなして後は総理総裁だけなのに、ついていない。そういえば、古賀氏と麻生氏が仲直りって記事もあったけど大宏池会ってこともありえるのだろうか?麻生氏にしてみれば、現在の流れであればわざわざ派閥を拡大させることもないのかも知れないが、いつも派閥に翻弄されて総理総裁になれないことを考えると一つの選択肢であるようにも思える。実際はどうなのだろうか。“玉突き”人事構想が現実味を帯びたのは、旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ古賀派と谷垣派の合流が13日に実現したことが大きい。両派は2000年秋の「加藤の乱」を契機に分裂していたが、今回の合流で党内第2派閥の津島派(69人)に迫る61人の大勢力となった。会長に古賀誠選挙対策委員長、代表世話人に谷垣氏が就任した。
古賀氏は同日夜の合流パーティーで、「時来れば宏池会を主軸とした政権を誕生させるため、同志一同が結束したい」と述べ、宏池会中心の政権樹立に意欲を示した。ただ、派内では首相候補の名前に、一昨年の総裁選に出馬した谷垣氏を挙げる声は少ない。旧谷垣派の中ですら、与謝野馨前官房長官をポスト福田に推す動きが出るなど、谷垣氏の求心力低下は著しいのだ。
この合流を“厄介者”の町村氏の処遇に活用しようともくろむのが、福田首相を擁する第1派閥の町村派だ。同派ベテラン議員はこう解説する。
「両派の合流で同一派閥の谷垣、古賀両氏が党4役の半分を占めることになった。このため、他派閥から『ポストの独占だ』との批判が出てくるのは必至で、福田首相がどちらか1人を党4役から外す大義名分ができた。内閣改造で福田首相は自分を支持してきた衛藤征士郎氏を官房長官に据える可能性が高く、町村氏の閣外転出は濃厚だ。このため、谷垣氏から政調会長のポストを奪い、代わりに町村氏を据えても党内でハレーションは起きない」
「町村4役入り」でとんだトバッチリ、谷垣氏外し浮上より引用
派閥のNo.2クラスは全て麻生元幹事長支持である。派閥の長は福田氏を支持した。世代交代が進むとともに麻生氏有利に動くのではないだろうか。古賀氏は麻生氏と手を組むことで主流派に躍り出ようとしているのではないだろうか。麻生氏も党内に敵が居ては動きにくいと悟ったのではないだろうか。いよいよ麻生氏の足場が固まっていく。大宏池会が結成されないまでもある意味で麻生横断応援団の結成はあるだろう。自民党の麻生太郎前幹事長は15日夜、都内の料亭で古賀誠選対委員長と会談した。麻生派の山口俊一衆院議員の公認の謝礼を名目に麻生氏が誘った。郵政解散後、不仲が伝えられる両氏の関係修復をアピールする狙いがあるようだ。
会合で、麻生氏は、古賀、谷垣両派の合流を祝福した上で、今後の政局運営などについて意見交換したとみられる。
古賀、麻生両氏は同じ福岡県選出ということもあり、元々仲がよかったが、平成17年の郵政民営化をめぐり対立。古賀氏は平成18年の総裁選で安倍晋三前首相、19年の総裁選では福田康夫首相を支持し、麻生氏と反目していた。
次期総裁選出馬に意欲を示す麻生氏にとって、党内第3派閥を率いる古賀氏との関係修復は急務だった。一方、古賀氏も派内に菅義偉選対副委員長ら麻生氏支持のメンバーを数多く抱えており、和解のメリットは大きい。
麻生、古賀が会合 関係修復アピール 次期総裁選にらみより引用
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